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都市ガスとプロパンガスの違い:メリット・デメリット徹底比較

住まい選びの際、「都市ガス」と「プロパンガス(LPガス)」のどちらを選ぶべきか迷われる方が多くいらっしゃいます。料金面はもちろん、安全性や利便性においても両者には大きな違いがあり、生活スタイルや住環境に応じた適切な選択が重要です。

私ども日通プロパン住設株式会社は、福井県大野市・勝山市を中心にガス機器の販売・設置・メンテナンスを行っており、両ガスの特性を熟知しております。本記事では、都市ガスとプロパンガスの根本的な違いから、それぞれのメリット・デメリット、さらに福井県内での最適な選択方法まで、詳しく解説いたします。

基本的な違い

都市ガスとプロパンガスは、供給方法・原料・性質において根本的に異なる燃料です。経済産業省の統計によると、都市ガス利用世帯は約53%、プロパンガス利用世帯は約44%となっており、それぞれが日本のエネルギー供給において重要な役割を果たしています。

供給方法

都市ガスは地下に敷設されたガス導管を通じて各家庭に供給される集中供給システムです。製造基地からガス管ネットワークを通じて配送されるため、都市部を中心とした人口密集地域での効率的な供給を実現しています。

一方、プロパンガスはガスボンベを各家庭に配送する分散供給システムです。ガス会社がトラックでボンベを定期的に配送・交換することで、全国どこでも供給が可能となっています。

項目
都市ガス
プロパンガス
供給方式
地下ガス管による集中供給
ボンベ配送による個別供給
供給エリア
国土面積の約6%(都市部中心)
国土面積の100%(全国対応)
普及率
約53%
約44%

「参照:日本ガス協会」

原料・性質

都市ガスの原料は液化天然ガス(LNG)で、主成分はメタン(CH₄)です。天然ガスを-162℃で冷却し液化することで、体積を600分の1に圧縮してタンカーで輸入されています。都市ガスは空気よりも軽く(比重約0.5)、万が一漏れた場合は天井付近に溜まる性質があります。

プロパンガスの原料は液化石油ガス(LPG)で、主成分はプロパン(C₃H₈)とブタン(C₄H₁₀)です。常温で加圧することで液化し、体積を250分の1に圧縮できます。プロパンガスは空気よりも重く(比重1.5~2.0)、漏れた場合は床面に溜まる特徴があります。

比較項目
都市ガス
プロパンガス
原料
液化天然ガス(LNG)
液化石油ガス(LPG)
主成分
メタン(CH₄)
プロパン・ブタン
比重
約0.5(空気より軽い)
1.5~2.0(空気より重い)
発熱量
10,750kcal/㎥
24,000kcal/㎥

「参照:東京ガス」

料金体系

都市ガスは2017年のガス小売全面自由化後も、従来の総括原価方式に基づく規制料金が基盤となっています。基本料金+従量料金の構造で、原料費調整制度により天然ガス価格の変動に応じて毎月調整されます。

プロパンガスは自由料金制を採用しており、事業者が料金を自由に設定できます。基本料金には配送費・人件費・設備費などが含まれるため、一般的に都市ガスよりも割高になる傾向があります。

料金差の要因

プロパンガスが都市ガスより高額になる主な要因は、配送コストと設備維持費です。各家庭へのボンベ配送には定期的な人件費・車両費が発生し、これらが基本料金に反映されます。一方、都市ガスは導管設備の初期投資は大きいものの、運用段階でのコストは低く抑えられるため、結果的に安価な料金設定が可能になっています。

メリット・デメリット比較

両ガスにはそれぞれ特有のメリット・デメリットがあり、生活スタイルや居住環境によって最適な選択が変わります。長期的な視点から総合的に判断することが重要です。

都市ガスのメリット・デメリット

メリット

経済性:料金が安く、家計への負担が軽い

利便性:ガス切れの心配がなく安定供給

環境性:CO₂排出量が少ない天然ガス

安全性:空気より軽く拡散しやすい

デメリット

供給制限:導管敷設地域のみ利用可能

初期費用:引き込み工事で10~15万円

災害影響:復旧に時間がかかる場合がある

設置制約:既存建物では導入困難な場合も

「参照:経済産業省」

プロパンガスのメリット・デメリット

メリット

広範囲供給:全国どこでも使用可能

災害対応:個別復旧で早期再開

高火力:発熱量が高く効率的

初期費用:設置時の費用が安価

デメリット

高コスト:都市ガスより1.8~2倍高い

配送依存:定期的なボンベ交換が必要

安全配慮:重いガスで床面に溜まる

料金変動:業者により大きな価格差

「参照:日本LPガス協会」

福井県での選択指針

福井県は地域特性により、都市ガスとプロパンガスの普及状況が大きく異なります。県内での最適な選択のために、地域別の状況と推奨事項をご紹介いたします。

県内ガス事情

福井県の都市ガス普及率は51.9%で全国平均を上回っていますが、地域差が顕著です。福井市・敦賀市・小浜市などの都市部では都市ガスが普及していますが、大野市・勝山市などの山間部ではプロパンガスが主流となっています。

福井県内では、福井都市ガスが主要な都市ガス事業者として供給を行っており、料金面では全国的に見て競争力のある水準を維持しています。一方、プロパンガス市場では複数の事業者が競合し、サービス・価格面での差が生じています。

地域別推奨

大野市での選択

現状:プロパンガスが主流

特徴:豪雪地帯での安定供給重視

推奨:信頼性の高いプロパンガス業者

配慮点:雪害対策・緊急対応体制

勝山市での選択

現状:プロパンガス中心の供給

特徴:寒冷地対応機器が重要

推奨:地域密着型の信頼できる業者

配慮点:アフターサービス・メンテナンス

福井市での選択

現状:都市ガス・プロパンガス共存

特徴:選択の自由度が高い

推奨:料金・利便性での比較検討

配慮点:長期的なコスト試算

嶺南地域での選択

現状:都市ガス普及地域あり

特徴:海岸部での塩害対策必要

推奨:立地に応じた最適選択

配慮点:設備の耐候性・耐久性

「参照:福井都市ガス」

最適なガス選択で快適な生活を実現

都市ガスとプロパンガスの選択は、単純な料金比較だけでなく、供給安定性・地域特性・ライフスタイルを総合的に考慮することが重要です。福井県大野市・勝山市では、地域の気候条件と供給インフラの実情を踏まえ、プロパンガスが現実的な選択肢となっています。私ども日通プロパン住設株式会社では、お客様の住環境に最も適したガス利用をご提案し、安全で経済的なガス生活をサポートいたします。適切なガス選択により、快適で安心できる暮らしを実現していただけます。

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福井県福井市などのプロパンガス設置や灯油配達は日通プロパン住設株式会社
〒912-0027 福井県大野市新町2-5
電話:0779-66-2815 FAX:0779-66-5063
※営業・セールス目的の問い合わせはご遠慮願います。

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