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教えて!ガス工事に関わる資格って?【後半】

こんにちは!
福井県大野市に拠点を置き、福井市をはじめ嶺北地方とその周辺で、プロパンガスの設置工事やガス給湯器・ガスコンロなどガス機器の販売、灯油や重油の宅配販売を手掛ける日通プロパン住設株式会社です!
前回、「教えて!ガス工事に関わる資格って?【前半】」で、ガス工事に関わる資格として「ガス主任技術者」「ガス機器設置スペシャリスト」「簡易内管施工士」の資格についてご紹介しました。
今回は、「教えて!ガス工事に関わる資格って?【後半】」と題して、引き続き、ガス工事に関わる資格をご紹介したいと思います。
ぜひ最後までご覧ください!

ガス工事に関わる資格

ガス可とう管接続工事監督者

風呂釜や給湯器などの取り換えの際に、強化ガスホースおよび金属可とう管を用いてガス機器とガス栓を接続する工事を行う場合には、「ガス可とう管接続工事監督者」の資格を持つ者が行うか、または、立ち会いのもと工事を監督することが必要です。
工事後は取り換えた管に、既定の施工者ラベルを貼ることが義務付けられています。
ただし、施工範囲は都市ガスに限り、プロパンガスは含まれません。
資格を取得するためには、一般財団法人日本ガス機器検査協会が開催する講習を受講することが必要です。
講習を修了することで、全国共通の「講習修了証」 が発行され、「ガス可とう管接続工事監督者」 として登録されます。
受講資格に制限がありませんので、比較的取得しやすい資格だといえるでしょう。

ガス消費機器設置工事監督者

ガス消費機器設置工事監督者は、一般財団法人日本ガス機器検査協会が実施する 「資格講習」または「認定講習」を受講することにより取得できる国家資格です。
ガス消費機器の設置や取り換え工事の欠陥による災害の発生を防止するために、「特定ガス消費機器の設置工事の監督に関する法律」が定められています。
また、ガス消費機器のうち、構造や使用状況などから設置や取り換え工事の欠陥に関わるガスによる災害の発生の恐れが多い機器は「特定ガス消費機器」と定められています。
例えば、大型湯沸器や風呂釜などのガス機器の設置や取り換え工事には、排気筒が必要です。
このような特定工事においては、ガス消費機器設置工事監督者の資格を所持する者が行うか、または、立ち会いのもと工事を監督することが必要です。
工事後には、機器と排気筒に既定の施工者ラベルを貼ることが義務付けられています。

液化石油ガス整備士

液化石油ガス整備士は、高圧ガス保安協会が実施するLPガス(液化石油ガス)の設備工事に必要となる国家資格です。
ガスメーターと器具を硬質管で接続する作業や硬質管の寸法取り、ねじ切りといった工事に必要な資格です。
また、この資格は、気密試験を行う場合にも必須です。
液石法という法律において、危険な作業が伴うLPガス供給設備など、液化石油ガス設備工事を行う際には、液化石油ガス整備士でなければ業務を行うことができません。
資格取得には、「法令」・「配管理論等」の2科目の筆記試験と技能試験に合格することが必要です。
業務を行う際には、資格の免状を常に携帯しておかなければいけません。

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